「解明されていない黒幕が」田中被告と因縁ある“工藤会壊滅”指揮者が語る…無罪判決には「闇に葬られる可能性が極めて高い」王将事件と18年前の発砲事件の類似点も

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 今回の無罪判決の中では、「上位者」という言葉に触れていた。「上位者等から犯行の具体的内容を知らされないまま、被告人が現場の下見等を命じられ、犯行とは別個の機会に東側通路を訪れて喫煙して吸い殻を遺留した後、被告人とは別の第三者が犯行を実行した可能性も直ちに排除できない」(裁判長)

 被告は下見を命じられただけで、撃ったのは別の誰かかもしれない。捜査を指揮した尾上氏もこう考えている。

「公判でも明らかになっていない、解明されていない黒幕と言われる人物がいて、被害者に対する殺害の動機があってそれを実行するために依頼し、指示を受けそれを忠実に実行したということではないか」

 判決でも命令した上位者がいる可能性については触れている。しかし田中被告を実行犯とは認めなかった。

「もし無罪が確定となれば、この事件は闇に葬られてしまう可能性が極めて高い。ぜひ大阪高検においては控訴をしていただいて、真実の追及にご尽力いただければと期待している」

 無罪を言い渡された田中被告は判決の後、こうコメントした。「検察も人間ですから間違うこともあります。勇気を持って振り出しに戻って、過ちを正され、真犯人を追っていただきたい」。

 事件から13年、上位者は本当にいたのか。いたとすれば誰なのか。法廷では動機は一度も語られなかった。そして、依頼者がいたのか、組織は関わっていたのかについても何一つ示されておらず、その答えはまだ出ていない。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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