将棋の伊藤匠王座(叡王、24)に広瀬章人九段(39)が挑戦する第73期王座戦五番勝負第5局が10月27日、山梨県甲府市の「常磐ホテル」で対局を開始した。シリーズ成績2勝2敗のタイで迎えた運命の最終決戦は、伊藤王座が初防衛を果たすのか、それとも広瀬九段が初獲得となる王座奪取を決めるのか、注目の大一番がスタートした。
本シリーズは、第1局で挑戦者の広瀬九段が先勝したものの、続く第2局、第3局と伊藤王座が連勝して初防衛に「王手」をかけた。しかし兵庫県神戸市で行われた第4局では、後がない広瀬九段が激戦を制して勝敗を五分に戻し、決着は最終局へと持ち込まれた。
伊藤王座にとって本シリーズは、藤井聡太王座(当時)からタイトルを奪取した前期に続き、2期連続でのフルセット決着となった。決戦の舞台となる「常磐ホテル」は、伊藤王座が前期王座戦第5局で王座奪取を決めたほか、2024年6月の第9期叡王戦五番勝負でもフルセットの最終局を制して初タイトルを獲得したゆかりの深い大勝負の地だ。
相性の良い縁の地で伊藤王座が踏みとどまり初防衛を決めるか、土壇場で追いつき勢いに乗る広瀬九段が初の王座獲得を果たすか。持ち時間は各5時間、振り駒の結果で先手番は広瀬九段に決まった。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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