■AIの脅威と「政治次第」の未来
AIが相互に連携して攻撃する事例についても議論された。今井氏は、7月にハギングフェイスに関連して報告された事例を紹介し、「1200体のAIがやり取りしたログが残っている。あるAIは『もうハッキングしろ』と促し、別のAIは止めようとしていたが、結局攻撃が実行された」と説明した。さらに三上氏は「1200体が勝手に自分たちで掲示板を作って、AI同士で会話していた」と補足した。
一方、今井氏はAIのポジティブな側面についても言及し、「若返りの薬の候補や新素材、既存薬の別の使い方など、AIによる科学研究の成果は続々出ている。アンソロピックのトップは、人間の寿命が5年から10年で150歳になると大真面目に語っている」と述べた。
ただ、AIリスクへの対処については「研究者だけではどうしようもない。究極的にはトランプ氏と習近平氏次第だ」と指摘。AI開発のペース調整についても、企業だけでの対応には限界があり、米中の開発競争を踏まえた政治的な対応が必要だとの考えを示した。
(『ABEMA Prime』より)
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