クマより深刻な“シカ被害”間引いても減らず、北海道に73万頭 捕獲しても9割が廃棄とも…地雷系女子ハンターが訴える狩猟の意味と命の循環

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■捕獲したシカの食肉利用は約1割、ハンターが増えない理由

シカの被害
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 深刻なのは、捕獲後のシカの扱いだ。ハンターちゃんは「捕獲したシカの多くが食肉として利用されず、処理施設でゴミになっている。それも巡り巡って私たちの税金が使われている。都会の人も無関係ではない。それを燃やすぐらいだったら、有効活用して命の循環をしていきたい」と語る。解体処理施設が少ない地方の現実も問題で、「田舎の方がシカが多いのに処理施設が少ない。都会との流通がつながらないから、食べてもらうのが第一歩だと思っている」と訴える。

 佐々木氏は、有害鳥獣駆除の報奨金目当てでシカを仕留め、肉は現場に放置して帰るハンターも多いと補足する。「それが結局、小動物や昆虫の餌になることもあるが、肉として活かされていない」という。

 ハンターが増えない問題については、「狩猟免許は若い人が憧れて取る人が多いが、更新する人がとても少ない」と指摘する。理由として、初心者は一人で活動するのが難しく、経験を積むために狩猟免許取得後に猟友会に入ることが多いが、「猟友会は70、80代のおじいさんが多くて結構怖い人が多い。そこに馴染めず、1回取ったはいいが次の更新時にはやめてしまう人が多い」と語る。

 パックンは、狩猟への参加を観光ビジネスにつなげるアイデアを提案した。「先生(猟師)と一緒なら素人でも半日の講習を受けて猟に出ていい、という観光ビジネスにすれば、地方創生にもつながって間引きできる頭数が変わる」と述べる。一方、佐々木氏はま「罠猟の方が銃よりハードルが低い」とも指摘。これに対し、鈴木氏は罠猟の問題点として、「ターゲットがシカのはずがクマが入ってしまい、誤捕獲で殺されることがある。無残にも足がない動物もいる。だから銃で一発で仕留めるやり方の方がいい」と語った。

■「ジビエを高級食材に」、命の循環という考え方
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