政府の「備蓄緊急要請」で広がる不安 専門家が指摘する無関係なニュースを結びつける心理「情報の結束性」とは

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■無関係な情報を結びつける心理「情報の結束性」とは

情報の結束性
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 今回の備蓄要請について、福田氏は「細野大臣の発言自体は何も間違っていない。備蓄してくださいというのは当たり前のことだ」と前置きをした上で、なぜ社会に流言飛語のような噂が広がっていくのか、その背景にある心理メカニズムについて解説した。

 「やはり背景には社会不安のようなものがある。人は新しい情報に接して不安を感じた時、『なぜなのだろう』とその背景や原因を推論したいと考える。そして、その情報の近くにあるものを結び付けて因果関係を推論し、安心したいと思う。これは『情報の結束性(インフォメーション・コヒーレンス)』という現象だ」。

 さらに例をあげながら、「簡単に言うと、例えば『公園で猫が死んでいました』という情報と『毒物が落ちていました』という全く別の情報があったとする。これらが近くにあると、多くの人は『毒で猫が死んだのだな』と推論してしまう。なので、『備蓄してください』というニュースと『サイバー攻撃』のニュースが繋がっていたり、ニュースサイトの上下で配置されていたり、SNSや動画サイトで近くに表示されたりすると、人は因果関係を推論して解釈してしまう。これは一般的な人の心理現象だ」と説明した。

 このように福田氏は、無関係なニュース同士が近接して提示されることで、人間が無意識のうちに因果関係があると推論し、不安を強めてしまう可能性を指摘した。 

■「何か来るのか」「現実のリスクか」出演者が抱く疑問と実感
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