■「何か来るのか」「現実のリスクか」出演者が抱く疑問と実感
福田氏の解説に対し、出演者からは率直な疑問とそれぞれの危機感が語られた。インフルエンサー・まいきちは、受け手側の心理として「一般目線の質問だが、『緊急』と書かれているから、私的には『何かヤバいものが来るのかな』と思ってしまった。これは『備蓄要請』ではダメだったのか」と、言葉の強さが与える不安について言及した。
これに対し平石直之アナウンサーは、「防災庁発足の初日に緊急要請を出す方針ということなので、その手前としてできる準備を始めましょうというニュアンスだ」と日本国内の文脈を説明。
一方で、世界情勢については「アメリカ国防総省は、大規模な戦争によって電力網が機能不全に陥る可能性に備え、アメリカ軍基地が外部からの支援なしで少なくとも90日間独立して活動を継続できる体制を進めている。米中間選挙後にアメリカが軍事作戦を行う可能性についての報道もあり、世界的に見るとある程度差し迫った部分もある」と補足した。
また、TikToker・岸谷蘭丸氏は「AIの攻撃でインフラが麻痺して電車に乗れなくなる可能性だってあるわけだから、リスクとしては高まりつつある。改めて備えが大事だという発信をしたという解釈をしている」と、現代特有の脅威に対する実感を示した。
さらにグローバルパートナーズ代表・山本康二氏は、自身の危機管理意識について「私は日々平和ボケしないように自分を戒めている。1945年から現在までの80年間で、世界では200近い紛争や戦争が起きている。日本で起きていないから戦争は起きないと思っているかもしれないが、海外ではすでに起きている。そうした状況の中で、我々はこういう機会にちゃんと対策をすべきだ」と語り、日頃から危機意識を持ち、備えることの重要性を訴えた。
■10年広まらない備蓄と「脅威のインフレーション」の危険性
