将棋の第39期竜王戦七番勝負第3局は11月3日、京都市の「仁和寺」で指され、午前中の対局を終えて12時30分から1時間の昼食休憩に入った。
6連覇を目指す藤井聡太竜王(名人、王位、棋聖、棋王、王将、24)が開幕2連勝とリードして迎えた第3局。本局で藤井竜王が3連勝として王手をかけるか、初タイトル奪取を狙う挑戦者の服部慎一郎七段(27)が反撃の1勝を挙げるか、注目の対局は藤井竜王の先手で始まり、戦型は「角換わり腰掛け銀」模様の出だしとなった。
玉を移動させて相手の出方を窺う服部七段に対し、藤井竜王は「穴熊」を志向。じっくりとした戦いが展開される中、藤井竜王は昼食休憩前、解説者が「趣向の一手」と唸る金を上がる一手を指した。
ABEMAの中継で解説を務める山本博志五段(30)は、「一手一手が難しく、もう研究という段階ではない。角換わりの中でも早い段階で構想力と現場の読みの勝負になっている」と分析。同じく解説者の佐藤紳哉七段(49)は「長い序盤を経て、ようやく駒がぶつかる目前といったところ。服部七段は4二玉型、藤井竜王は金を上がって王様を固めて、とお互い悔いのない序盤戦という感じがする」と印象を語り、高度な盤上の構想戦に熱視線を送った。
持ち時間は各8時間の2日制。
藤井竜王、服部七段が注文した昼食メニュー




