将棋の第39期竜王戦七番勝負第3局は11月3日、京都府京都市の「仁和寺」で1日目の対局が行われ、挑戦者の服部慎一郎七段(27)が62手目を封じて指し掛けとなった。
タイトル6連覇を目指す藤井聡太竜王(名人、王位、棋聖、棋王、王将、24歳)が開幕2連勝とリードして迎えた本局。藤井竜王の先手番で始まった対局は、角換わり腰掛け銀模様の出だしから、玉を移動させて相手の出方を窺う服部七段に対し、藤井竜王は「穴熊」を志向。昼食休憩前には解説陣が「趣向の一手」と唸る金を上がる一手を指すなど、じっくりとした構想戦で前半戦が進んだ。
午後1時30分の対局再開後、服部七段から仕掛けて中盤戦へと突入した。しかし、その後は互いに一手を慎重に読み込むスローペースな展開となり、盤上は深い長考合戦へ。両者が時間を惜しみなく投じる難解な局面のまま夕刻を迎えた。
午後6時を迎え、立会人の佐藤康光九段(57)が封じ手の定刻となったことを告げると、手番の服部七段は一息置いた後に「封じます」と意思を示し、62手目を封じて1日目の対局を終えた。62手目の考慮時間は39分。
封じ手時点での形勢に大きな差はなく、ABEMAの「SHOGI AI」はほぼ互角を表示している。藤井竜王が3連勝で6連覇へ王手をかけるか、服部七段が反撃のシリーズ初白星を挙げるか、対局2日目も目の離せない戦いが続く。注目の対局2日目は、11月4日午前9時から再開される。
封じ手時点での残り持ち時間をチェック




