「AI開発競争はかつての核兵器と同じ」米中間選挙で大争点“データセンター建設”に住民反発… 浜田敬子氏が警鐘を鳴らす「米中AI軍拡」と超富裕層“オリガーキー”の影

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超富裕層が政治を操る「オリガーキー」構造

 人類の未来を担うAIという重要なテクノロジーをめぐり、イーロン・マスク氏がトランプ大統領と一時仲違いをしながらも、今回も巨額の献金をし、トランプ大統領の意向でXAIからXSIに名称を変えるという状況について、浜田氏は懸念を示す。

 「イーロン・マスクもそうだし、(新興防衛テック企業)パランティアを持つピーター・ティールもそう、何人かそういうキーパーソンがいる。彼らは民主主義で選ばれた政治家とは違う。株主でさえもストップできない巨大な権限を持っていて、昔の政商のように政治を操る巨大なビジネスになっている。ここが今のトランプ政権の問題だ」

 「ロシアでオリガルヒ(政治的影響を持つ新興財閥)という言葉があるが、アメリカでも『オリガーキー』と言い、(急進左派の)サンダース氏などは『ストップ・オリガーキー』『ファイト・ザ・オリガーキー』というキャンペーンを中間選挙の前にものすごくやっていた。超富裕層対国民という構図を主張してきた背景が、今回の選挙にも効いている」

 松本氏は中間選挙の結果を受けて、今後の展望を語った。

「オープンAIやアンソロピック、メタなどは、ピーター・ティールやイーロン・マスクと違ってカリフォルニアにあり、やや中道リベラル寄りだ。B2Cの一般大衆向けのサービスを提供しているので、一般大衆からの反発を加味する可能性がある。ピーター・ティールはどちらかというと軍事AIで、少し住み分けがある。今回のデータセンターの住民投票や論争を大企業に向けることで、ある程度の作用を及ぼすことができるかもしれない」(松本明日香氏)

民主党が勢力を伸ばした場合→AI開発への影響は?
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