民主党が勢力を伸ばした場合→AI開発への影響は?
浜田氏はリーマンショック後の「ウォール街を占拠せよ」運動に触れ、そこから続く経済格差の問題について分析する。
「1%と99%、あそこから経済格差の問題はずっとアメリカの中にあった。しかし歴代政権がそこに有効な手立てを打ててこなかった。むしろ規制緩和によって開発を促し、AIによってアメリカ経済は全体的に好調だが、その果実は一部の企業トップが独占してしまっている。その構造が15年ぐらい続いてきた結果だ」(浜田敬子氏)
最後に、民主党が議会で勢力を伸ばした場合のAI開発への影響について、松本氏と浜田氏にそれぞれ聞いた。
「データセンター自体の建設がやや難しくなっており、株価もやや減退するところはある。ただ、規制がきちんと関わっていくことで、逆に信頼を取り戻すきっかけにもなり得る」(松本明日香氏)
「アメリカだけで規制をすると中国に負けてしまう。中国の方がより強いAIを持ってしまうときに何が起きるかという心配もある。AIの問題は産業政策だけでなく安全保障、外交の問題でもある。日本が絡むとしたらAIには半導体が必要で、そこに台湾が関わってくる。アメリカが台湾を重視する背景にはTSMCなど半導体製造企業がある。米中がAI開発や半導体についての議論に向き合えるのかどうかが、本当に私たちにも関係してくる」(浜田敬子氏)
(『わたしとニュース』より)
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