■甘い関係を示す隠語「お砂糖」
メタバース文化の調査を続けてきたバーチャル美少女ねむ氏は、「お砂糖」の語義について「諸説あるが『甘い関係』の隠語として、そう呼ばれるようになった。リアルの恋人関係とはちょっと違うという、一線を引く意味で隠語っぽい表現をしているのかな」と説明する。
派生した言葉も豊富だ。「別れる時は『お塩』。『お塩した』『お塩しちゃった』みたいな言い方をしている」と語る。さらに「多糖類(複数人とお砂糖関係を持つ)」「お醤油(お砂糖ほどべったりしない)」など、さまざまなバリエーションの言葉が生まれているという。
メタバースで親密な関係が生まれる背景について、ねむ氏は「女性アバター同士だと心理的な距離感も縮まりやすく、友達ができやすい。その過程で恋人ができる人も一定数いる。相手の“中の人”の性別が、そもそもメタバースの中で恋愛するにはそんなに重要じゃないと考えている人が結構多そうだ」と話す。
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