7月の「UFC200」でマーク・ハントに圧勝したブロック・レスナーだが、その後ドーピング陽性反応の騒動が解決しないモヤモヤのままプロレスのリングに復帰し、UFCとWWEと双方の煮え切らない対応が物議を呼んでいる。
ことの発端は、7月15日のレスナーUFCの復帰戦直前、6月28日に行われたレスナーの抜き打ちでの採取サンプルからドーピング反応が出たというもの。
ロシアのオリンピック騒動で日本でもその名が知られるようになった世界アンチ・ドーピング機関(WADA)直轄の機関から、アメリカのアンチ・ドーピング機関、USADAへと報告が上がったのが試合前日の7月14日ということもあり、試合後に問題が明るみに出た。