未解決事件 発生から20年「上智大生殺人放火事件」 2016/09/09 09:00 拡大する 今から20年前、1996年9月9日。当時上智大学4年生の小林順子さんが東京都葛飾区の自宅で何者かに殺害され、自宅に放火されるという事件が起きた。事件が起きたのは夕方、天気は雨だった。父親は出張中で、母親は仕事に出かけており、自宅には順子さん一人だった。順子さんは当時アメリカ留学を2日後に控えており、期待と夢がいっぱいだった矢先に起きた悲劇だった。遺体は口を粘着テープで塞がれ、両手足も粘着テープで巻かれていた。また、両足をストッキングで縛られており、その結び方は「からげ結び」という特殊なものだった。「からげ結び」とは竹垣の竹を固定したり、着物の着付けの時に使うような独特な結び方だ。その他にも物証はいくつか残されており、粘着テープには犬の毛が付着していたり、マッチ箱にはA型の血液が付着していたという。 続きを読む