「もしも現代に蘇ったとしたら…?」 漱石アンドロイドが見せた可能性と課題 2016/12/09 06:35 拡大する きょう没後100年を迎える文豪・夏目漱石がアンドロイドとして蘇った。8日午後、東京都千代田区の二松学舎大学でお披露目された「漱石アンドロイド」は、朗読や講演の再現などのプログラムを搭載、日本初の学校で授業を行うことのできるアンドロイドだ。 残された漱石のデスマスクを3Dスキャン、多くの人にとって馴染み深い、旧1000円札に描かれた45歳頃の容姿をモデルにして二松学舎大学と大阪大が共同開発した。皮膚のしわも精巧に作られ、表情や関節部分など44カ所が可動する。今後は話し方の特徴や動きの研究結果を取り入れていく予定だ。 続きを読む