衝撃的なタイトル、Amazonの文芸書売り上げランキングでは村上春樹を超える人気、タイトルが載らない新聞広告など、発売してから波紋を広げ続けている私小説『夫のちんぽが入らない』。
 出版史上類を見ないこの作品はなぜ生まれたのか? 作者のこだま氏と編集担当の高石智一氏に話を聞いた。

(写真左:編集担当の高石智一氏、右:作者のこだま氏)


――まず、おふたりが初めて出会ったのはいつですか?
高石:僕とこだまさんが初めて顔を合わせたのは、「文学フリマ」でしたよね。