昨年10月に史上最年少、14歳2カ月で将棋のプロ棋士となった藤井聡太四段(14)が3月23日、大阪市福島の関西将棋会館で第43期棋王戦予選の対局に臨み、大橋貴洸四段(24)に127手で勝利した。
 藤井四段は昨年12月のデビュー戦以来、この日で7連勝となっていたが、既に行われたNHK杯予選でも3勝して本戦出場を決めており、実質的なデビュー以来の連勝は「10」となった。デビュー以来の10連勝は近藤正和六段(45)、松本佳介六段(45)に並ぶ史上3人目のタイ記録。