公式戦で新人タイ記録となるデビュー以来10連勝を記録した史上最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)が若手棋士対決勝ち越しを賭けての対局に挑む。7人の先輩プロ棋士と対決する「藤井聡太四段 炎の七番勝負~New Generation Story~」も今回で4戦目。次なる強敵、中村太地六段(28)で若手棋士とは最後の対局となる。
勢いのある若手の先輩棋士に2勝1敗と好成績(過去3戦はオンデマンド視聴可能)を残し、評価はますます高まっている。3戦目に続き解説する鈴木大介八段(42)は「うわさどおりというか、評判以上の強さ。内容がしっかりしているし、特に終盤の詰むか詰まないか(の読み)が正確」と、舌を巻いている。
ここに立ちふさがるのが、タイトル挑戦歴2回と実績十分な中村六段だ。2011年度には勝率1位、翌2012年度には敢闘賞、連勝賞を受賞するなど、その実力は周囲も認めるところだ。今回の対局について「すごくうれしかった。藤井さんと対局したいという思いが、彼がプロになった時からあった」と心待ちにしていた。また鈴木八段からは「上位者の意地を見せてほしい」と、期待もかけられている。
もはや藤井四段が勝つこと自体では、だれも驚かない。どうやって勝つのか、だれが藤井四段を負かすのか。周囲が注目するポイントは、明らかに変わっている。棋士界における藤井四段の立ち位置も透けて見えてくる対局は、4月2日午後7時から放送される。
※鈴木八段の段位は収録当時。現在は九段。
(C)AbemaTV
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?#天才中学生棋士の挑戦?
— AbemaTV@今日の番組表から (@AbemaTV) March 30, 2017
藤井聡太四段が「東の王子」こと中村太地六段と対決
2日夜7時~放送▷https://t.co/Lo6J8r4UJW
さらに勝敗予想正解者の中から4名に中村六段、記録:塚田恵梨花女流二級のサイン色紙・扇子を?https://t.co/Q05PjgvmTr