トッププロが集う麻雀リーグ「RTDリーグ」のBLACK DIVISION 17・18回戦が3月30日、AbemaTV麻雀チャンネルで放送され、17回戦は猿川真寿(日本プロ麻雀連盟)、18回戦は白鳥翔(日本プロ麻雀連盟)がトップを取り、総合順位では多井隆晴(RMU)が首位に返り咲いた。

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 17回戦は、前回まで総合で最下位の8位に沈んでいた猿川が奮起。早いテンポで進んだ対局の中、南1局に3人リーチのせめぎ合いの中、リーチ・ツモ・タンヤオ・イーペーコー・ドラの8000点(供託2000点)をあがり、一歩抜け出すことに成功。その後は手堅い打ち回しで、トップを守りきった。「今回(シリーズで)初めて手がよかった。そんなに悩まなくて、リーチ合戦も勝てた」と、順位を1つ上げ総合7位に浮上した。

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 18回戦は、東場から藤田晋(サイバーエージェント社長)がスタートダッシュを決めたが、白鳥が追走。藤田がわずかに400点差リードでオーラスの南4局5本場を迎えたが、多井に手痛い放銃で失点。白鳥にトップが転がり込んだ。苦戦続きだっただけに「この場でトップ取ることが、どれだけうれしいか。1回のトップが死ぬほどうれしい」と充実感に包まれていた。

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 BLACK DIVISION 17・18回戦終了時点での順位、ポイントは以下のとおり。

 1位 多井隆晴(RMU)+144.5 2位 佐々木寿人(日本プロ麻雀連盟)+130.4 3位 藤田晋(サイバーエージェント社長)+21.7 4位 滝沢和典(日本プロ麻雀連盟)▲16.0 5位 白鳥翔(日本プロ麻雀連盟)▲17.9 6位 平賀聡彦(最高位戦日本プロ麻雀協会)▲24.8 7位 猿川真寿(日本プロ麻雀連盟)▲101.4 8位 鈴木達也(日本プロ麻雀協会)▲136.5

 ◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ14人と藤田氏が「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ(藤田氏は両組に参加)、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。

(C)AbemaTV

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