日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A1リーグが4月3日開幕し、第1節A卓で内川幸太郎が首位に立った。
内川、瀬戸熊直樹、前田直哉、近藤久春の4人で争われたA卓(半荘4回戦)は、A1リーグ初挑戦の内川が2回戦、4回戦でトップ。ベテランがそろう中で奮闘した。「気持ちではいつも通り打てた。技術面ではまだまだなので、もっと勉強して恥ずかしくない麻雀を打ちたい」と、A1デビューを振り返っていた。各選手のポイントは以下のとおり。
1位 内川幸太郎+45.2 2位 瀬戸熊直樹+16.1 3位 近藤久春▲19.4 4位 前田直哉▲41.9
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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