10代でのタイトル奪取が見えた一局だ。史上最年少プロ棋士の藤井聡太四段(14)が7人の先輩プロ棋士と対決する「藤井聡太四段 炎の七番勝負~New Generation Story~」の第五局で将棋界の最高峰リーグである名人戦・順位戦A級の深浦康市九段(45)と対局し、122手で勝利した。難解な詰み筋を読み切り、王位在籍3期の実績を誇るベテランを撃破。七番勝負の勝ち越しを決め、トップ棋士と同等の実力を改めて示した。