トッププロが集う麻雀リーグ「RTDリーグ」のWHITE DIVISION 21・22回戦が4月6日、AbemaTV麻雀チャンネルで放送され、鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)と村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)が、それぞれトップを取った。
21回戦はこれまで苦戦が続いていた鈴木の独壇場。親番の東3局でリーチ・一発・ツモ・ピンフ・三色・ドラ3の2万4000点をアガると、南場の親でも満貫をツモアガリするなど、6万6300点で圧勝した。鈴木自身は10回戦戦い、1回戦以来のトップ。「ただただ、うれしい。それしかない。10回目にして2回目なので、順位点で損している。やっとトップを取れた」とホッとしていた。
22回戦は、WHITE DIVISIONで首位を走る村上が好調を持続。序盤は21回戦でトップを取った鈴木に走られかけたが、東3局2本場にリーチ・ツモ・ピンフ・ドラ2の8000点(+600点、供託2000点)で逆転。南2局1本場で4巡目ながら他に役がないリーチに出たところ、一発でツモアガリし、さらに裏ドラが4枚乗って跳満に仕上げた。「普段のフォームで打ったら、たまたま跳満になった」と振り返っていた。最終的には5万4200点と快勝し、総合順位ではさらに2位以下にリードを広げた。
WHITE DIVISION 21・22回戦終了時点での順位、ポイントは以下のとおり。
1位 村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)+197.9 2位 小林剛(麻将連合)+97.0 3位 勝又健志(日本プロ麻雀連盟)+55.0 4位 鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)+29.2 5位 瀬戸熊直樹(日本プロ麻雀連盟)+18.1 6位 石橋伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)▲61.6 7位 藤田晋(サイバーエージェント社長)▲67.9 8位 内川幸太郎(日本プロ麻雀連盟)▲267.7
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ14人と藤田氏が「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ(藤田氏は両組に参加)、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。
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