日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A1リーグの第1節B卓が10日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、HIRO柴田が実力派ぞろいの対局で勝利した。
![麻雀・第34期鳳凰戦A1リーグ 第1節B卓はHIRO柴田が快勝で暫定首位](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/4/8/724w/img_48e433df583834fc0bc8fbd96c4cf77b239636.jpg)
B卓(半荘4回戦)は鳳凰位獲得経験のある古川孝次に伊藤優孝、タイトル獲得こそないがA1常連の石渡正志、そしてHIRO柴田という組み合わせ。1回戦で大きなトップを取ったHIRO柴田は、その後もうまくまとめて+55.7と快勝。暫定ながらA卓で勝利した内川幸太郎を抜き首位に立った。HIRO柴田は「大きくプラスできたのはよかったが、よいところも悪いところもあった1日だった。悪いところはきっちり修正して次節につなげたい」と気を緩めなかった。各選手のポイントは以下のとおり。
1位 HIRO柴田+55.7 2位 伊藤優孝+18.7 3位 古川孝次+17.0 4位 石渡正志▲91.4
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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