活躍した将棋のプロ棋士を表彰する第44回将棋大賞の授賞式が4月14日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、現役最年長の“ひふみん”こと加藤一二三九段(77)が、特別賞・升田幸三特別賞の2つを受賞した。
加藤九段は、名人戦・順位戦のC級2組から陥落したことで、残る棋戦で敗戦すると引退となることが決まっている。62年以上の現役生活、プロ棋士としての活躍に対しての特別賞に加え、数々の新手の開拓に対し升田幸三特別賞も贈られた。2つの特別賞について加藤九段は「将棋連盟の幹部たちの気持ちですかね。あとは長くお世話になった報道各社の方の温情かと」と満面の笑みだった。
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