日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A2リーグ第1節C卓が4月18日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、仁平宣明と白鳥翔がプラスポイントで初戦を終えた。
C卓(半荘4回戦)は、若手のホープ白鳥と猿川真寿、A2常連の紺野真太郎、A1復帰を目指す仁平という4人で行われた。1回戦は猿川がオーラス逆転でトップを取るものの、その後失速。白鳥と仁平は4回戦通じてバランスよく戦い、ポイントをまとめた。A1から降級したばかりの仁平は「狙うのはもちろん1期でのA1復帰。まずまずのスタートで良かった」と納得した表情を浮かべた。また白鳥は「今日の調子でプラスなら上出来。目標は+10だったので達成できて満足です」と、手ごたえを感じていた。C卓の結果は以下のとおり。
1位 仁平宣明+14.9 2位 白鳥翔+12.5 3位 猿川真寿▲10.1 4位 紺野真太郎▲17.3
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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