ついにこの時がやってきた。公式戦でデビュー以来無傷の13連勝という新記録を樹立し、将棋ファン注目を一身に集める最年少プロ棋士・藤井聡太四段(14)が、既に伝説ともいえる実績を残している絶対王者と対決する。
藤井四段が7人の先輩プロ棋士と対決する「藤井聡太四段 炎の七番勝負~New Generation Story~」の最終局で対戦するのは、あの羽生善治三冠(46)だ。通算のタイトル獲得数97期、七冠独占、竜王を除く永世六冠など、偉業を並べるだけでもきりがない。若手、ベテラン相手に5勝1敗の好成績を収めた藤井四段にとっても、羽生三冠という壁の高さはけた違いだ。