日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A1リーグの第2節A卓が24日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、瀬戸熊直樹が快勝した。
A卓(半荘4回戦)は1節を終えて首位の藤崎智、4位の瀬戸熊、6位の伊藤優孝、8位の近藤久春という4人での対局。1回戦では守勢に回った瀬戸熊だったが、2回戦以降は持ち前の攻撃力を発揮し、4回戦合計で94.8ポイントと大量ポイント獲得に成功した。「去年から守備を意識して、それが1回戦の我慢に生きたのかなと思います。次節もこの調子でがんばります」と、攻守のバランスを重視していた。各選手のポイントは以下のとおり。
1位 瀬戸熊直樹+94.8 2位 藤崎智+42.4 3位 伊藤優孝▲37.6 4位 近藤久春▲99.6
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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