トッププロが集う麻雀リーグ「RTDリーグ」のWHITE DIVISION 27・28回戦が4月27日、AbemaTV麻雀チャンネルで放送され、首位の小林剛(麻将連合)と石橋伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)がそれぞれトップを取った。
27回戦はWHITEでトップを走る小林がスタートダッシュに成功。東場から細かくアガリを続けてトップに立つと、南場では藤田晋(サイバーエージェント社長)と、お互い4万点台の点棒を持つ一騎打ちに。それでも小林は最後まで順位を譲らず逃げ切った。「本当にぎりぎりで、たまたまめくり合いに負けなかった。かろうじてという感じ。この人たちは、いくらリードしても安心できない」と、安堵のため息をついていた。
28回戦はオーラスでの逆転劇が待っていた。4万6600点でトップにいた内川幸太郎(日本プロ麻雀連盟)を追いかける石橋は、しぶとく追いかけるとオーラスの南4局3本場で、内川からホンイツ・チートイツの8000点(+900点、供託1000点)を直取りに成功。一発で勝負をひっくり返した。「内川さんはオリると思っていた。残りのツモも少なかったので」と想定外の逆転に驚いていた。
WHITE DIVISION 27・28回戦終了時点での順位、ポイントは以下のとおり。
1位 小林剛(麻将連合)+242.4 2位 鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)+146.7 3位 村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)+128.0 4位 勝又健志(日本プロ麻雀連盟)+54.2 5位 瀬戸熊直樹(日本プロ麻雀連盟)▲16.6 6位 石橋伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)▲106.7 7位 藤田晋(サイバーエージェント社長)▲151.3 8位 内川幸太郎(日本プロ麻雀連盟)▲296.7
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ14人と藤田氏が「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ(藤田氏は両組に参加)、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。
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