人気モデルの宮城舞が麻雀にベタ惚れだ。2年ほど前からハマり始めると、今では最低週1回は仲間と卓を囲む。モデルらしくカフェで1人おしゃれに過ごしているかと思いきや、スマートフォンで麻雀の対局番組を見ているという。「普段使わない脳の細胞を使うので、すごく刺激になっています」という宮城に、麻雀の魅力と向き合い方を聞いた。

 自分でも想像しないくらいにハマッた。初めて牌に触った3年前は「何かできそうだな」と思って挑戦したものの、周囲の人たちに「ボコボコにやられた」という。「負けず嫌いの性格が発揮されて、絶対に強くなりたいと思った」と本気になり、今では「その時の相手だった人をボコボコにしています」と笑った。

 昔から勉強が嫌いという宮城だが、なぜだか麻雀だけは真剣に向き合えた。「感覚で勉強できるというか、すぐに理解できるというか。人生で初めてぐらい、こんなに没頭するものが見つかった」と、新たな自分の一面に気付かされた。「自分の前に並べられた13個の牌が、これからどういう風に変わっていくのか予想をしながら、周りの様子も見る。普段使わない脳の細胞を使うし、生活にすごく刺激になっています」と、日々の生活にメリハリを与えている。

 麻雀とモデル業に、共通点も感じている。「麻雀は自分の牌をプロデュースする。それがすごく楽しい。もともと何かを考えたり、プロデュースしたりする好きで、だからモデルもやっていられる。だからうまくいったらすごくうれしいし、ダメならすごく悔しい」と真剣な顔つきで話した。「今の時代、かわいくておしゃれな人はたくさんいる。でもそれだけじゃ人の目にはつかない。自分をどう見せるかが私たちの仕事。それを卓上で繰り広げるのは似ていると思います」。ランウェイでも卓上でも、存在感を出せた者が勝者として生き残る世界だ。

 5月7日からAbemaTVの麻雀チャンネルで始まった対局企画「RTD Girl's Fight」には、「試合のつもりで戦う」という。「モデルの仕事でも、水着の撮影があるとなったら1週間くらい前から食事制限して、ジムにも行って、おなかにラインを入れなきゃってなる。麻雀でももちろん練習してから挑みます」と準備を整える。いざ対局となったら、そこからは普段は見せない闘争本能がむき出しだ。「本当はモデルらしく顔を作った方がいいんでしょうが、つい表情に出ちゃって(笑)でも、私が負けそうで悔しそうな顔をしていた時に、ファンの方から『あの顔いいよな』とコメントもらったりしたこともあります」と照れくさそうに明かした。

 最近では麻雀番組で宮城を知ったファンも増えた。「ファッション誌とか知らないような人に、街で声をかけられるようになりました。『いつも見てます』とか。麻雀を通じて私を知って、モデルとしての私も知ってくれたらいいですね」。麻雀好きのモデルから、その一歩先へ。勝負にこだわるむき出しの宮城が、また見られそうだ。

(C)AbemaTV

見逃した麻雀の番組が見放題 - Abemaビデオ | AbemaTV
見逃した麻雀の番組が見放題 - Abemaビデオ | AbemaTV
見逃した麻雀の番組や、、「藤田晋invitational 2017 RTDリーグ」、「麻雀最強戦2016」、「第1回芸人麻雀グランプリ」、「RTD Girl's Fight」、その他多くの人気作品を好きな時に何度でもお楽しみいただけます。今なら1ヶ月無料体験を実施しています。