トッププロが集う麻雀リーグ「RTDリーグ」のWHITE DIVISION 31・32回戦が5月15日、AbemaTV麻雀チャンネルで放送され、瀬戸熊直樹と内川幸太郎(いずれも日本プロ麻雀連盟)がそれぞれトップを取った。瀬戸熊は大きなトップでプラス域に復帰。内川は30回戦に続き、自身の対局では2連勝となった。
![麻雀RTDリーグWHITE 31・32回戦 瀬戸熊直樹がプラス域復帰 内川幸太郎は最下位脱出](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/1/f/724w/img_1f199ba1e30f59c87557ce47f435f4f4169573.jpg)
31回戦は、瀬戸熊が東1局からリーチ・ピンフ・ドラ2の8000点でスタートダッシュ。続く東2局で1万2000点、さらに親番の東3局でリーチ・ツモ・ドラ4の1万8000点と、立ち上がり3局で3万8000点を荒稼ぎし6万点を突破した。その後は大量リードを有効に使い悠々と逃げ切り勝ち。「得点上はプラスマイナスゼロぐらいに戻したので、気持ち新たにいける。この回は勝負どころだと思っていた。ここのところ調子が上がっているのは、自分でも感じている」と、自ら復調を明言していた。
![麻雀RTDリーグWHITE 31・32回戦 瀬戸熊直樹がプラス域復帰 内川幸太郎は最下位脱出](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/5/8/724w/img_58fca4c9b175a63e84140389f4213b24188488.jpg)
32回戦は、最下位からの浮上を狙う内川が30回戦に続き好調。親番の東3局でリーチ・ツモ・タンヤオ・ピンフ・ドラの1万2000点でトップに浮上すると、同卓となった総合順位3人がけん制しあう中、見事に2戦連続となるトップをもぎ取った。「(相手が)上位3人ということで気合も入った。残りも少なくなってきたので、まずはプラスマイナスゼロを目指したい」と、反撃を誓っていた。
WHITE DIVISION 31・32回戦終了時点での順位、ポイントは以下のとおり。
![麻雀RTDリーグWHITE 31・32回戦 瀬戸熊直樹がプラス域復帰 内川幸太郎は最下位脱出](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/d/2/724w/img_d274e95ecc727d9c513b2d0a7a7cd7b0223566.jpg)
1位 小林剛(麻将連合)+167.0 2位 村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)+130.2 3位 鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)+108.2 4位 勝又健志(日本プロ麻雀連盟)+103.3 5位 瀬戸熊直樹(日本プロ麻雀連盟)+6.5 6位 藤田晋(サイバーエージェント社長)▲146.0 ▲127.7 7位 内川幸太郎(日本プロ麻雀連盟)▲179.7 8位 石橋伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)▲189.5
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ14人と藤田氏が「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ(藤田氏は両組に参加)、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。
(C)AbemaTV