日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A1リーグの第3節A卓が5月15日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、近藤久春が+58.3ポイントでトップを取った。
A卓(半荘4回戦)は、下位に沈む近藤と前田直哉、首位の藤崎智、中位の古川孝次と、状況が異なる4人がぶつかったが、1回戦から2着3回、最終4回戦をトップでまとめた近藤が、プラスポイント独占となる+58.3をマークし、A2への降級圏内から脱出した。「今日は運よく半分ほどマイナスを返せたが、さらに気を引き締めて、あと2節くらいでプラスマイナスゼロに持っていきたい」と、さらなる巻き返しを誓っていた。各選手の成績は以下のとおり。
1位 近藤久春+58.3 2位 前田直哉▲7.0 3位 古川孝次▲25.3 4位 藤崎智▲26.0
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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