最年少棋士の藤井聡太四段(14)が5月18日、第7期加古川青流戦で竹内雄悟四段(29)に120手で勝利し、自身のデビュー以来の連勝記録を「18」に更新した。デビュー以来の記録としては新記録を更新中で、歴代の連勝記録としても羽生善治三冠(46)らが記録していたものと並び、歴代7位タイとなった。
次戦は5月25日、第30期竜王戦の6組ランキング戦決勝で、近藤誠也五段(20)と対決。勝利すれば歴代連勝記録で単独7位となるほか、渡辺明竜王(33)への挑戦権をかけて戦う本戦(決勝トーナメント)への出場権、プロ入り後初の賞金90万円を手にする。対局後、藤井四段は「近藤五段はとても強敵。本戦出場を目指して頑張りたいです」と抱負を語った。