日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A1リーグの第3節C卓が5月29日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、伊藤優孝が+36.3でトップを取り、トータルでもプラス域に復帰した。
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C卓(半荘4回戦)は、全員がトータルポイントでマイナス域と苦戦している4人の戦いとなったが、大物手が飛び交う乱打戦の中でもA1最年長の伊藤がベテランらしい打ち回しでポイントを伸ばした。「若い力に押し込まれそうになったが、何とか意地を見せられてよかった。トータルもプラスになったので上を目指したい」と健在ぶりを見せつけた。各選手の成績は以下のとおり。
1位 伊藤優孝+36.3 2位 石渡正志+24.6 3位 内川幸太郎+19.6 4位 勝又健志▲80.5
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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