早稲田実業の主将で主砲の清宮幸太郎(3年)が6月3日、愛知県内で行われた招待試合で2試合に出場し、ホームラン3本を放った。これで高校通算の本塁打は99本に。史上2人目となる100号に、あと1本と迫った。試合を終えた清宮は「100本まであと1本ということですが、やり方が変わるというわけでもない」と、落ち着いた様子で答えた。インタビューの内容は以下のとおり。

―キャプテンとして今日2試合振り返ってチームにとってどんな試合になったでしょうか。
自分たちらしい野球はできているかなと思うんですけど、まだまだ守備の面で、点が取られてします。(失点)ゼロの回を作る、基本的なところからやっていかないといけないかなと思います。
―自身の打撃についてはどうですか。
悪くはなかったと思いますが、高目のボール球にも手が出たいたので、そこがよくなかったかなと思います。
―1本目、レフトへのホームランでした。
カウントも追い込まれていましたし、三振だけは嫌だったんで。その前に2点取られていたので、なんとか粘っていこうと思ったら入りました。
―あの打球が(スタンドに)入るというのは、どう感じていますか。
風もあると思いますが。でもしっかり芯に当たっていましたし、日頃のトレーニングだったり体幹(トレーニング)だったり、そういう成果が出たんじゃないかなと思います。
―2本目は左の速球派からのホームラン
かなり差し込まれて詰まってしまったんですけど、それでも角度もよかったですし。捕られちゃうかなと思ったんですけど、なんとか入ってよかったです。
―3本目は打った瞬間、というホームランでしたか。
ファウルだと思って見ていたんですが、風でも戻ってきてくれてよかったです。
―今日3本出て、99本までホームラン数が来たことに関してはどう思いますか。
100本まであと1本ということですけれど、でもやり方が変わるというわけでもないので。明日も変わらず1球1球集中していきたいと思います。
AbemaTVでは4日に行われる招待試合2試合を完全生中継する。
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