日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A1リーグの第4節A卓が6月5日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、沢崎誠が+54.1で2節連続となるトップを取った。
A卓(半荘4回戦)は、トータル3位の沢崎に下位に沈む3人という戦いになったが、1回戦からベテラン沢崎はエンジン全開。要所で独特のアガリ、仕掛けで攻め、時には相手の当たり牌をしっかり止める守備も見せ主導権を握り続けた。「牌が来てくれたのでスコアには満足している。途中(トータル)首位も見えたが、長いリーグ戦なので気を抜かずに積み重ねていきたい」と、焦らず首位の座を勝ち取る構えを見せた。各選手の成績は以下のとおり。
1位 沢崎誠+54.1 2位 石渡正志+11.7 3位 前田直哉▲27.2 4位 近藤久春▲38.6
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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