日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」のリーグ戦、第34期鳳凰戦A2リーグ第3節B卓が6月6日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、猿川真寿が+75.7と大きなトップを取り、暫定ながら最下位を脱出、一気に5位まで順位を上げた。
B卓(半荘4回戦)は、昇級圏内のリーグ2位につけている荒正義に3選手がどう戦うかが注目されたが、猿川は1回戦でトップ。続く2回戦では役満・四暗刻をテンパイした望月雅継に対し、同じく役満・大三元で応戦。見事に役満対決を制し、大きなトップへとつなげた。「鳳凰戦での親の役満は初めてなので素直にうれしい。久しぶりに良い形でプラスになったのでさらに上を目指します」と、迫力ある戦いを制し意気揚々だった。各選手の成績は以下のとおり。
1位猿川真寿+75.7 2位 荒正義+14.3 3位 望月雅継▲24.8 4位 麓征生▲66.2
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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