AbemaTV麻雀チャンネルの女性雀士によるタイトル戦、「RTD Girl's Fight」の決勝が6月17日に放送され、山脇千文美(日本プロ麻雀連盟)が優勝した。山脇は1回戦から好調に打ち進めトップ、2着、トップ。2位の水瀬夏海(予選A卓2位=日本プロ麻雀協会)に約60ポイントの差をつけると、最終4回戦も軽やかにアガリを重ね、逃げ切った。
勝負どころを見極めていた。トップ、2着で迎えた3回戦。山脇は「ここが一番集中していました」と振り返った。普段は積極的な鳴きで前に出るが、この日は「リーチをかぶせられる印象があったので、かなり減らした」と、対戦相手に応じて戦い方をアレンジする対応力も見せた。「手は結構を入っていたので。形もよくて、テンパイにも持っていけました」と、恵まれた配牌も生かした完勝だった。