日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A1リーグの第4節C卓が6月19日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、瀬戸熊直樹が1人浮きのトップで、リーグ首位をキープした。
第4節C卓は、前節を終えてリーグ首位の瀬戸熊に3人が対抗する組み合わせになったが、瀬戸熊は打点重視の打ち方でアガリを重ね、小差ながら唯一のプラスポイントでリードを広げた。「今日はスピードでは負ける相手だったので、打点でカバーしようと思い対局に臨みました。首位をキープできたので、この調子で決定戦まで突き進みたいです」と、先を見据えていた。各選手の成績は以下のとおり。
1位 瀬戸熊直樹+17.6 2位 伊藤優孝▲3.0 3位 和久津晶▲7.0 4位 古川孝次▲7.6
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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