将棋の中学生棋士・藤井聡太四段(14)が6月21日、第67期王将戦一次予選の対局で、澤田真吾六段(25)に勝利し、歴代最多タイとなる28連勝を達成した。藤井四段は昨年12月のデビュー戦以来、無敗のまま神谷広志八段(56)が持っていた記録に並んだ。
次戦は6月26日に行われる第30期竜王戦決勝トーナメント1回戦で、6組ランキング戦で優勝した藤井四段は、同5組優勝の増田康宏四段(19)と対戦。勝利すれば前人未到の新記録・29連勝達成となる。藤井四段のプロ入り後、2人の対局は公式戦ではないが、AbemaTVで行われた非公式戦「炎の七番勝負」の第1局で対戦し、この時は藤井四段が勝利している。