歴代最多記録の29連勝を樹立した将棋の中学生棋士・藤井聡太四段(14)が7月11日、加古川青流戦で都成竜馬四段(27)を下し、ベスト8に進出した。

 藤井四段は都成四段と6月に2度対戦、いずれも勝利していたが、この日も連勝中に見せつけた終盤力を十分に発揮した。14歳最後の対局となったことに「本当に1年前は三段リーグの真っ最中。周りの環境などいろいろ含めて変わったことが多かったですが、自分でも成長できた1年だと思います。次の1年も頑張りたいです」と振り返った。

 藤井四段のデビュー以来の成績は31勝1敗で、勝率は.969。2017年4月からの年度成績でも、対局数(22)、勝数(21)などでトップを快走している。なお、2016年度の最多対局数は65、最多勝数は48。

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