将棋の第88期棋聖戦五番勝負の第4局が7月11日、新潟市の高島屋で行われ、羽生善治三冠(46)が挑戦者の斎藤慎太郎七段(24)を下し、3勝1敗で棋聖タイトル10連覇を果たした。
 羽生三冠は、今回の防衛でタイトル獲得数が通算98期となり、前人未踏の100期まであと2期と迫った。対局後は「若くて強い方がたくさんいるので刺激になっています。(100期に向けて)他のタイトル戦も進行中なので、気力を充実させて前に向かっていけたらいいと思います」とかみ締めていた。