新日本プロレス、夏の大一番となるリーグ戦G1クライマックスが、7月17日の札幌大会からスタートした。この日はAブロックの公式戦を実施。選手それぞれが気合い充分な闘いを見せる中、メインイベントのリングに登場したのは内藤哲也と飯伏幸太だった。
“制御不能軍団”ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを率いて新日本マットでもトップの人気を誇る内藤。対する飯伏は2年ぶりのG1出場であり久々の新日本本格復帰だ。DDT・新日本のダブル所属からフリーになった飯伏は試合を厳選して闘ってきたが、そんな飯伏を「試合をしていない選手がG1に出る資格があるのか」を批判したのが内藤だった。逆に言えば、それだけ意識しているということなのかもしれない。だからこそ、この一戦が開幕戦のメインになったのではないだろうか。