歴代最多記録の29連勝を樹立した将棋の中学生棋士・藤井聡太四段(15)が7月21日、第2回上州YAMADAチャレンジ杯の4回戦で三枚堂達也四段(24)に敗れ、公式戦2敗目を喫した。
上州YAMADAチャレンジ杯は五段以下でプロ入り15年以下の棋士らが出場する大会。持ち時間各20分の早指し戦だったが、藤井四段は通算勝率6割5分以上を誇る三枚堂四段に219手の大熱戦ながら競り負け、15歳になって初の対局を白星で飾れなかった。
藤井四段の通算成績は、33戦して31勝2敗。29連勝後に佐々木勇気六段(22)に敗れたものの、その後は連勝していた。次回の対局は24日で、8大タイトルの1つ、棋聖への挑戦をかけた一次予選にも出場する。AbemaTV(アベマTV)ではこの対局を完全生中継する。
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