将棋の第30期竜王戦決勝トーナメントの対局が7月31日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、羽生善治三冠(46)が稲葉陽八段(28)を下した。これにより挑戦者決定三番勝負は、すでに進出を決めていた松尾歩八段(37)と羽生三冠で行われることになった。
竜王のタイトルは、渡辺明竜王(33)が2期連続で防衛中。羽生三冠が取れば、永世竜王の資格を獲得、前人未踏の「永世七冠」を達成することになる。また松尾八段はタイトル初挑戦となる。
今期の竜王戦決勝トーナメントは藤井聡太四段(15)が29連勝を達成、さらには佐々木勇気六段(22=当時は五段)に敗れ連勝がストップする対局があり、AbemaTV(アベマTV)などで中継され、大きな話題にもなった。
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