現在、佳境を迎えている新日本プロレスのビッグイベント・G1クライマックスは、これまでにも数多くのドラマを生み出してきた。
G1史上に残る名場面の一つが、2011年の決勝戦後(8月9日(水)21:56~Abema)だ。内藤哲也を下し、悲願の初優勝。これまで最年少でIWGPヘビー級タイトルを獲得し、総合格闘技のリングにも参戦、常に期待されると同時にプレッシャーと闘ってきた中邑が夏の大一番を制したことは、本人だけでなく観客にとっても感慨深いものだった。