中学生棋士・藤井聡太四段(15)が8月22日、第11回朝日杯将棋オープンの一次予選に出場し2回戦、3回戦と勝ち抜いた。

 この日は午前中に大石直嗣六段(27)と対戦。持ち時間各40分ながら、対局時間は2時間半にも及ぶ熱戦となったが、最後は藤井四段が攻めきり勝利した。午後2時から始まった3回戦では竹内雄悟四段(29)と対戦。過去に2度対戦があり、いずれも藤井四段が勝利していたが、この日も接戦を制した。

 これで藤井四段の通算成績は41戦して38勝3敗。勝率は脅威の0.9268と9割オーバーを続けている。次回の対局は24日の棋王戦挑戦者決勝トーナメントで、相手は名人戦・順位戦A級、竜王戦1組のトップ棋士の1人、豊島将之八段(27)。藤井四段が公式戦で順位戦A級の棋士と対局するのは初。

(C)AbemaTV

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