プロ野球・広島のエースとして活躍した野球解説者の北別府学氏(60)が、不振が続く阪神の藤浪晋太郎投手(23)に熱いエールを送った。

北別府学オフィシャルブログより

 8月17日に「藤浪投手に寄せて」というタイトルでブログを更新すると、今季不調で一部ではイップスが原因とも指摘される藤浪に「藤浪投手が野球が面白くないと話していたと聞いた。野球が生業だもの苦しいことの方が多いのから当然だよ。私も平成元年から2年間思うように勝てない年が続き、新聞に北別府は終わったと書かれた」と、自らの体験談も披露した。

 「そのときの記憶がないほど悩み苦しみました」という北別府氏は、藤浪の投球フォームや体のバランスについて指摘。「私も2年近くかかりましたが、やっと精神と体のバランスも合致したかなと感じながら投げられる事が多くなって乗り越える事が出来たのです」と、苦しみつつも不振から抜け出すことに成功したという。

 ブログを「藤浪くん、君にはあの素晴らしい速球があるじゃないか。何とかこの苦境を乗り越えて、新しいステージに進んで欲しいと願っています。実を伴っていない選手ならこれまでのような実績を残せていないのだから」と温かい言葉で締めくくると、コメント欄にはファンから「感動しました!」「泣けました…」と感謝の気持ちが寄せられていた。

北別府学『藤浪投手に寄せて』
北別府学『藤浪投手に寄せて』
藤浪投手が野球が面白くないと話していたと聞いた。野球が生業だもの苦しいことの方が多いのから当然だよ。私も平成元年から2年間思うように勝てない年が続き、新聞に北…
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