今、立ち技格闘技界で最も熱気のあるリングと言っていいK-1に、さらなる“燃料”が投下されることになった。キッカケは、8月26日に行なわれたヘビー級王座決定トーナメントの記者会見だ。
日本代表として優勝を期待される上原誠が、宮田充プロデューサーに「KOに賞金を出してほしい」と要求したのである。上原曰く「ニンジンをぶら下げられたら、選手もバチバチに打ち合う」。宮田プロデューサーは「検討する」と答えていたが、ここで上原の要求に「乗った」のが、毎回K-1を生中継しているAbemaTV。11月のヘビー級トーナメントに先駆け、9月18日開催のウェルター級トーナメントからKO賞を提供することになった。