今、立ち技格闘技界で最も熱気のあるリングと言っていいK-1に、さらなる“燃料”が投下されることになった。キッカケは、8月26日に行なわれたヘビー級王座決定トーナメントの記者会見だ。
日本代表として優勝を期待される上原誠が、宮田充プロデューサーに「KOに賞金を出してほしい」と要求したのである。上原曰く「ニンジンをぶら下げられたら、選手もバチバチに打ち合う」。宮田プロデューサーは「検討する」と答えていたが、ここで上原の要求に「乗った」のが、毎回K-1を生中継しているAbemaTV。11月のヘビー級トーナメントに先駆け、9月18日開催のウェルター級トーナメントからKO賞を提供することになった。
この「AbemaTV KOボーナス」は、K.O.勝ちした選手全員はもちろん、生中継を見ている視聴者に、「KO決着1試合あたり20万円」の賞金が進呈される。試合がKO決着となった場合、画面にボーナスのテロップが表示。ツイッターと連携した状態でツイートすると、抽選の対象になる。
9.18『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ウェルター級王座決定トーナメント~』(2017年9月18日(月・祝)午後2時30分よりAbemaTVで生中継)は、木村“フィリップ”ミノルや塚越仁志、モハン・ドラゴンなど倒し倒されの激闘タイプが数多く出場。また新生K-1最大のスターであり、連続KO勝利中の武尊はフェザー級タイトル防衛戦を行なう。
「過去最高のKO数になるのでは?」と予想されている今大会が、KOボーナスによってさらに加熱するのは確実だ。9月からのK-1は、選手と視聴者に金の雨が降る!