9月2日に行われた将棋の加古川青流戦・準々決勝で、中学生棋士・藤井聡太四段に勝利した井出隼平四段(26)が、9月5日から開幕した王座戦五番勝負の解説中に、熱心なアニメファンぶりを披露した。
羽生善治二冠に中村太地六段が挑戦する王座戦五番勝負の第1局で、井出四段はAbemaTV(アベマTV)の中継で解説として出演。同局の中継では定番となっている「棋士の一日」を振り返るコーナーで、休日はアニメ鑑賞に時間を使っていることを明かした。鑑賞のペースについては「以前放送していたアニメも見ます。最新のものは、毎週見ないと遅れてしまうので」と、お気に入りの作品に加え、最新作のチェックも怠らない徹底ぶり。聞き手の中村桃子女流初段から、おすすめの作品を聞かれると「『恋と嘘』は必ず見ます」と推しアニメを披露していた。
「恋と嘘」は、ムサヲによる漫画作品がアニメ化され、今年7月から放送開始。地上派ではTOKYO MXなど、インターネットではAbemaTVなどで放送されている。また、将棋界のアニメファンとしては、タイトル通算5期の高橋道雄九段(57)が有名で、対局の解説中にアニメトークを度々展開している。
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