羽生善治二冠でも手が震える究極の精神戦 10時間以上戦った後に神経をすり減らす「1分将棋」 2019/03/15 09:36 拡大する 9月5日に行われた将棋の第65期王座戦五番勝負の第1局、羽生善治二冠(46)と中村太地六段(29)の対局は、午前9時に始まり午後10時53分に終わる大熱戦となった。2度の食事休憩を含めると、この日2人が将棋と向かい合った時間は約14時間。各5時間の持ち時間を使い切った後、1分以内に次の手を指す「1分将棋」になってからも、長い時間勝負が続いた。逆転に次ぐ逆転の結果、対局は中村六段が勝利。全身全霊で戦い対局を終えた直後の2人は、しばらく無言なまま。究極の精神戦を終えたばかりでは無理もなかった。 続きを読む 関連記事